アンチドーピング
第8回アジアソフトテニス選手権大会のTUE申請
第8回世界ソフトテニス選手権大会のTUE(治療目的使用に係る除外措置の手続き)について第15回世界ソフトテニス選手権大会のTUE申請
第15回世界ソフトテニス選手権大会のTUE(治療目的使用に係る除外措置の手続き)について「重篤な症状を引き起こす可能性のある禁止物質GW501516についての連絡」
世界アンチ・ドーピング機構(WADA)より、重篤な症状を引き起こす可能性のある禁止物質の使用に関する緊急の注意喚起メッセージが配信されました。
詳細については、添付の資料をご確認ください。
アンチ・ドーピング検査報告
2012年11月15日~20日の期間、中華台北の嘉義市にて開催の第7回アジア選手権大会にて、中華台北アンチ・ドーピング機構に依頼し、10検体の競技内検査を実施しました。
10検体の内訳は
- シングルス 2検体
- 混合ダブルス 2検体
- ダブルス 2検体
- 国別対抗 4検体
です。
アンチドーピングについて
ドーピングはスポーツ固有の価値を損なうこと、不誠実であること、競技者自身の健康を害する事、そして社会悪であり、スポーツ精神に根本的に相反するものです。
日本ソフトテニス連盟では、アンチ・ドーピング活動のひとつとして、主催・共催等大会にてドーピング検査を実施しています。
アンチ・ドーピングの必要性・重要性を広く皆様に理解していただく事を願っています。
ソフトテニスのアンチ・ドーピング国際活動
アンチ・ドーピング国際活動は国際ソフトテニス連盟(ISTF)のイニシアティブのもと行っております。以下にて国際ソフトテニス連盟(ISTF)のアンチ・ドーピング活動について説明します。
国際ソフトテニス連盟のアンチ・ドーピング活動について
4年前に韓国・安城市にて開催された国際ソフトテニス連盟総会において、国際ソフトテニス連盟(ISTF)のドーピングコントロール規定が承認されました。
2011年11月に韓国・聞慶市(ムンギョン市)にて開催された国際ソフトテニス連盟総会において説明しました様に、アンチ・ドーピングについてはISTFとして以下活動を行ってきています。
(1) 聴聞委員会のパネルの設置を設置しました。
聴聞委員会のパネルはドーピング検査において、違反が疑われる結果となった場合、違反か否か、違反であればどういった結果が課されるべきかを判断する機関です。
以下メンバーにて2011年に設置されました。
会長
山下えりこ(日本)(大学教授)
メンバー
Dr.
藤島淑子(日本)(医師)
Mr.Chuluun Nasanbat (モンゴル)
Mr.Myungsu Kim (韓国)
Mr. Yu Zhu (中華人民共和国)
(2) TUE (治療目的使用に係る除外措置)委員会の設置
競技者が使用禁止薬品を治療目的で使用する場合、TUE(治療目的使用に係る除外措置)申請を行い、認められることで例外的に使用することができます。TUE委員会はその申請を審査・管理する機関で、下記のメンバーにより構成されています。
会長
Dr. Kiwon Kang (韓国)
メンバー
永井博典(日本)(医師)
藤井淑子(日本)(医師)
(3) ①RTP(Registered Testing Pool 競技会外検査対象)リストの提供
RTPとなった選手は、ISTFに居場所情報を報告する義務があります。練習会場や勤務先等にドーピング検査のための検査員が派遣され、その突然の検査にも対応しなければなりません。また、この検査を拒否した場合は、ドーピング違反者としてみなされます。
②RTPA(Registered Testing Pool Athlete 競技会外検査対象者)の居場所情報管理
RTPAより3か月ごとに居場所情報を提出する必要があります。その居場所情報に基づき、競技会外検査が実施されます。
③RTPリストの作成
まずは韓国と日本よりRTPAを提出し、今後はISTFとして居場所情報管理をするものとしました(2011年)。今後、他国からもRTPAを報告していただく予定です。
(4) 競技会における検査実施(国際大会において参加選手に対する検査)
2011年 11月の世界大会(韓国)にて実施しました。
2012年 11月のアジア選手権大会(中華台北)にて実施しました。
(5) 競技会外検査(RTPAに対し実施する検査(居場所情報に基づき実施))
2011年7月に、ISTFのプログラムとして、広島(日本)において、競技会外検査が実施されました。
(6) アンチ・ドーピング教育
各国での活動と併行して、ISTFとしてもプログラムを作成し、加盟国・選手の教育を推進します。
2011年の教育実績としては、ISTFソフトテニスキャンプを2011年7月に広島(日本)で実施し、韓国・モンゴル・日本の選手を中心にアンチ・ドーピング概論や検査手順について指導しました。
今後も継続して教育活動を行っていく必要があり
-ISTFとしてトレーニングキャンプ
-最新のアンチ・ドーピング情報を各国に配信
-RTPAの居場所情報管理の徹底
等を行っていきます。
(7) アンチ・ドーピング活動のPR
WADAが提唱する「Say No to Doping!」のロゴを印刷したボールを作成し、2011年以降、各イベントでPRを行っています。
ISTFアンチ・ドーピングルール
日本におけるアンチ・ドーピング活動
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のホームページ